やまものブログ

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Windows10 の回復 ~ システムイメージ、回復ドライブ

直前のブログ記事「無償アップグレード Windows10 の修復 ~ SSD換装の場合 - やまものブログ」の一部を少し詳しく記載します。

Windows 10 へ無償アップグレードした PC で HDDをSSDへに換装する場合、Windows10のライセンスを失わないために、Windows10 の状態をバックアップして、SSD換装後にそれを回復する方法について、わかった(と思っている)ことをまとめます。


Windows には似ているけれど異なる 3つの機能があります。
 1) システム修復ディスク (CD-R/DVD-R)
 2) システムイメージ (C:ドライブ以上の容量のデバイス)
 3) 回復ドライブ (USBメモリ)


それぞれの詳細は割愛します

 
 

まず、1) は修復用のメニューを CD/DVDドライブから利用できるだけなので、これだけでは回復はできません。

 
 

次に、2) は現状の全てをバックアップする手段です。少なくとも C:ドライブは丸ごとになるはずなので、同等以上の容量をもつHDDなどが必要になります。Windows 10ライセンスも認証された状態で回復されます(されたと思っています)。
この回復操作のために、1)または3)でPCを起動して、トラブルシューティングのメニューを利用します。

なお、最新の1803では、32-bit版はこの機能が使えなくなっていて、先週のブログ



最後の 3)はいわゆるリカバリエリア相当の機能です。つまり、PCを初期状態に戻せます。後からインストールしたソフトや個人の設定情報、ファイルなどは回復できません。いや、他の機能と組み合わせるとできそうな気もしますが、そこまで詳しくないので…。あくまで、回復ドライブのみではという意味です。
ここで回復できる初期状態は、Windows10無償アップグレード後の状態で、Windows10のライセンス認証も保持されていました。私の実績では、Microsoftアカウントを作ったことのあるPCで、それを削除して、ローカルアカウントのみの状態にしてから、回復ドライブを作りました。 SSDへ換装した後、回復ドライブでWindows10を入れてから、そのローカルアカウントでログインしたところ、Windows10が認証された状態になっていました。

 
 

まとめると、完璧な回復なら 1)+2) または 3)+2) です。
ここで、32-bit版 Windows 10 バージョン1803 の場合、2)が使えないため、3)のみです。が、しかし、以上は Windows固有の機能に限定しているので、サードパーティ製ツールを使えばもっと便利に回復できるらしいです(私自身は実績ありませんが)。

 
 

あくまで個人的な意見ですが、Windows10 ライセンスをより確実に失わずにすませるには、MicroSoftアカウントでログインしておくのが安全だと思います。「無償アップグレード Windows10 の修復 ~ SSD換装の場合 - やまものブログ」の 2) を参照。