やまものブログ

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Ubuntu で年賀状の宛名印刷(その3)

今年も Windows マシンに頼ることなく、年賀状の宛名印刷を完了できました。
環境は一昨年、昨年(下記のブログ参照)の使いまわしです。

一昨年  2013/12/22(日)
Ubuntu で年賀状の宛名印刷!

● 昨年  2014/12/13(土)
Ubuntu で年賀状の宛名印刷(再)
LibreOffice Base (データベース) を calc (表計算ドキュメント) にデータベース接続 ~ 年賀状宛名印刷のために


宛名印刷に使った環境は以下のとおり。
ubuntu 15.04 (64bit)
LibreOffice 4.4.6.3 (Writer, Calc, Base)
・プリンタ Brother MFC-J960DWN

以前と比べてソフトウェアはバージョンアップしています。

プリンタは2012/11購入で、年賀状印刷は今年で4回目のお勤めとなります。
機械的な疲れも相応にあるので、以下2つの施策が必要でした。

A) プリンタ裏のつっかえ棒(箱)… 昨年同様
 プリンタ背面のカバーのグラつきを抑える工夫です。下記ブログの末尾の写真を参照。
    L版写真のプリンタ印刷(Brother MFC-J960DWN + Ubuntu 14.04 の場合)

B) はがき用のトレーは2枚余分に用紙をセット … 本年初登場
 はがき用のトレー(スライドトレー)は20枚(0.25mm以下)までセットできる仕様ですが、ここは慎重に10枚ずつ印刷しました。印刷が進み、最後から2枚目の時点で、残り2枚の用紙をまとめて巻き込んでしまう不具合が連続して発生しました。そこで、10枚印刷するなら、 2枚余分に12枚セットするとこれを回避できました。今年は105枚の宛名印刷で、2枚を無駄にしました。惜しい



今年の宛先印刷の手順です。3年めにもなれば(保存版)レベルではないかと

1)昨年のファイル一式(下記)を丸ごとコピー
 はがき住所録.odb
 はがき住所録.ods
 カスタム縦書き印刷.odt
イメージ 1

2)宛先の住所を更新
 「はがき住所録.ods」を編集します。


3)データベースの参照関係を更新
3-1)はがき住所録.odb ~ 参照データベース(ods)をコピー元からコピー先へ変更
・テーブル → 「印刷用住所」 → データベース → プロパティ → 表計算ドキュメントのパス

3-2)はがき住所録.ods ~ シートの参照範囲を 2)に合致するように修正
・データ → 範囲の指定 → 「印刷用住所」 → 参照範囲

3-3)カスタム縦書き印刷.odt
・表示 → データソース  → 「はがき住所録」 → テーブル → 「印刷用住所」 → 登録されているデータベース → 削除新規作成 → コピーした odb を選んで、開く → OK → OK

・ファイル → LibreOffice の終了


4)印刷
「カスタム縦書き印刷.odt」を再び開く。
・ファイル → 印刷 → … 以降は下記スクリーンショットのとおり

イメージ 2
 … 「はい」で次へ進む


イメージ 3
 … 10枚ずつ印刷したかったので「開始~終了」を都度指定して OK

イメージ 4
 … プリンタへ送るデータの準備中はこんなメッセージが現れます

イメージ 5
 … ここで1枚ずつプレビューできます。OK で実際に印刷開始



以上の手順において、今年は3回目にも関わらず悩んだのは2点:

 X) 手順3-3)にて「 削除 → 新規作成」のとおり、一度「削除」が必要だった。
  削除しないで編集すると、パスは正しくても新しいodbを参照できていないようだった。

 Y) 手順3-3)で一度終了すること。
  終了しないで続けて印刷しようとすると印刷ジョブが無言で消滅した。


データを年ごとにコピーを作らず、同じファイルセットで「はがき住所録.ods」を更新して再利用すれば、1)と3)は不要なはずです。しかし、ここはささやかながら、こだわります
来年4回目は何も悩まず、1枚失敗もせずに印刷しきれるだろうか