やまものブログ

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L版写真のプリンタ印刷(Brother MFC-J960DWN + Ubuntu 14.04 の場合)

12月も中旬、お歳暮、年賀状の準備、大掃除など ToDo が多くて忙しいですね。
という言い訳で、「Androidアプリ開発」ネタは小休止です

このブログ記事は、L版写真をプリンタで印刷する際に注意したことをメモします。

最近は、写真を印刷して渡す機会はほとんど無いのですが、全く無いわけではありません。で、まれに印刷しようとすると、以前の記憶がリセットされていて、不慣れゆえの失敗をするハメなります。

つい、先日、カメラで撮影した JPEG ファイルをL版の光沢用紙に印刷してみました。
プリンタは以前から使っている Brother MFC-J960DWN です。
念のため、OS は Ubuntu 14.04 です。

結果、写真というにはほど遠いお粗末な品質でプリントされました
で、あれこれ試行錯誤したので、その注意点を3つまとめます

  1.  ヘッドクリーニング
  2.  L版写真印刷のためのサイズ選択、画質選択、用紙選択
  3.  プリンタ裏のつっかえ棒(箱)


1. ヘッドクリーニング

「システム設定」 → 「プリンター」 → 「Brother-MFC-J960DN」で、
「プリンターヘッドのクリーニング」
があるのですが、これをクリックしても、
待機中 - 無効なプリンターコマンドです。 "Clean"
となってしまいクリーニング処理が実行されません
プリンタドライバー は 2013/12/04 更新なので最新なのですが。

ヘッドクリーニングはプリンタ本体のメニューからも可能です。
プリンタ本体の液晶パネルに「4色インクの残量のアイコンがあります。
それをタッチすると、画面が切り替わり「ヘッドクリーニング」ボタンが現れます。


2. L版写真印刷のためのサイズ選択、画質選択、用紙選択

サイズは "3.5 x 5in" を選びます。
イメージ 1

フチ無し(Borderless)も選べます。
イメージ 2

この「フチ無し」では、写真の縦横比が "3.5 x 5in" と一致していれば、まさしくフチ無しになるような気がします。実際に印刷した写真は横の長さが足りなかったようで、両横に白いフチができました。縦が削れるフチ無し、横の比率を延ばしたフチ無しよりは、個人的にはいいと思います。

画質選択、用紙選択です。
イメージ 3

メニューの上から2番目、5番目がポイントです。
  • Print Quality: Photo
  • Media Type: Other Photo Paper
最初にお粗末なプリントだった際は、この2つの設定ができていませんでした


3. プリンタ裏のつっかえ棒(箱)

イメージ 4

わかりにくい写真ですが、これはプリンタの背面を撮影したものです。

白くて薄い箱はたまたま手元にあったお手頃なサイズ(長さ)のものを使っています。
この箱の役割は、プリンタ後ろ側のカバーがぐらつかないように抑えることです。

このプリンタはフロントローディングなので、用紙は印刷される前に裏表が回転されます。L版とかハガキ用紙は硬いので、回転する際に裏のカバーに力が加わるようです。新品のうちは良いのですが、2年も経過するとそれ相応にカバーがぐらつくようになります。このグラつきにより、L版・ハガキサイズの用紙はローディングに失敗することがあります。そこで、上記の写真のようにつっかえ棒をすることで対策できるわけです。
なお、A4などの薄くて柔らかい用紙は全く問題ありません。

つっかえ棒の代わりに、プリンタの背面を壁にくっつけても同じ効果は期待できます。しかし、そうすると CD/DVDのレーベル印刷ができなくなります。レーベル印刷では背面にレーベル専用のカートリッジが突き出すため、スペースが必要だからです。


L版写真印刷の備忘録は以上です。
次のブログネタは年賀状のハガキ宛名印刷です