ネットブック ASUS Eee PC 1002HA に linuxBean (リナックスビーン) をインストール
以前、ネットブック ASUS Eee PC 1002HA に Android 4.0.4 をインストールしましたが、結局、ほとんど使わないまま放置していました。そこで、今回、これに linuxBean (リナックスビーン) を入れてみました。
このネットブックには以前、Ubuntu を入れてもっさり感があったので、軽いディストリビューションを探しました。ネット検索では、Linux Mint (MATE) もよくヒットしたのですが、linuxBean を選んだのは作者が日本人という理由です
インストールは簡単でした。
１）ダウンロード
https://osdn.jp/projects/linuxbean/releases/
から、
bean14043-150820-1.iso(日付: 2015-08-19, サイズ: 652.3 MB)
をダウンロードします。
２）USBストレージへの書き込み
UNetbootin を使って USBストレージに書き込みました。
手順は以前 Android をインストールした時と同じです。
少し躓いたのは、USBメモリの容量不足でエラーになったことです。ファイルブラウザで見る限りは空でも、削除したファイルが隠しディレクトリに保存されていました。そこで、USB ストレージのパスに cd で移動して、
３） Eee PC へのインストール
USBストレージからブートする方法も以前 Android をインストールした時と同じです。
まず起動したのは ライブCD 版の Linux でした。無線LAN の SSIDとパスワードを設定しただけで、ブラウザで yahoo.co.jp にアクセスができて快調です
ここから LinuxBean を HDD にインストールします。インストール用のアイコンをクリックしても開始しないので、ターミナルを開いて下記を入力します。
インストールでは、言語選択、ディスク・パーティション削除の確認、住んでいる場所（タイムゾーン）、キーボードレイアウト選択などがありますが、特に難しいことはありません。
インストールが完了しても、ライブCD 状態を継続しているので、シャットダウンして、USBストレージを抜いて、再起動します。起動途中の OS選択画面は Ubuntu と同じでした
４） インストール後の設定
Linux が起動してログインすると、無線LAN設定はライブCD状態での設定を覚えていてくれて、ネット接続は何もしなくてもOKでした
「linuxBean 設定ウィザード」なるものが開いていて、アプリをインストールできます。とりあえず、使いそうなもので、Flash, コーデック, CUPS, LibreOffice, Gimp, Samba, Firefox, Chrome, PDFリーダー(Adobe Reader), VLC をチェックしてインストール開始。各アプリごとに [Y/n] を聞かれるのと、ものによっては root のパスワードを聞かれるので、コンソールにはりついていないと先に進めません
唯一問題だったのは、firefox のインストールに失敗したことで、ダウンロード先のURLが誤っているようでした。デフォルトの Opera と Chrome があれば間に合うので、これは放置で、デスクトップに作成された firefox のランチャだけ削除しました。
最後に、ちょっと悩んだのは Ctrl - CapsLock 入替えです。
ネットで調べるとバージョンごとに方法が異なるようで複数の情報が錯綜しています。
今回、入れた linuxBean 14.04 (Trifolium) では GUI のメニューで設定できました。
設定→LxKeymap
Tools→Show/Hide Property
Options
Ctrl キーの位置
Caps Lock を Ctrl として扱う → チェック[v] を入れる
【2016/1/2(土) 修正】
Caps Lock キーの動作
Make Caps Lock an additional Ctrl → チェック[v] を入れる
これで OK をクリックで変更完了です。
少し古いバージョンの場合、.Xmodmap を作成して、起動時に毎回 "xmodmap <作成した.Xmodmap>" を実行する設定をするようです。最初はこれを試したのですが、今回の 14.04 では効きませんでした。おそらく、上述の LxKyemap が優先されるのでしょう。
linuxBean の使用感ですが、記憶に残る Ubuntu よりは明らかに軽いです。デスクトップは LXPanel というもので、メニューもわかりやすくまとまっていて動きも軽快です。ブラウザ（Chrome）でタブをいくつも開くとちょっと重いようですが、サブサブ機なのでこれくらいは許容範囲かと
本体の古さも考慮すると、全体的に満足度は高いです
このネットブックには以前、Ubuntu を入れてもっさり感があったので、軽いディストリビューションを探しました。ネット検索では、Linux Mint (MATE) もよくヒットしたのですが、linuxBean を選んだのは作者が日本人という理由です
インストールは簡単でした。
１）ダウンロード
https://osdn.jp/projects/linuxbean/releases/
から、
bean14043-150820-1.iso(日付: 2015-08-19, サイズ: 652.3 MB)
をダウンロードします。
２）USBストレージへの書き込み
UNetbootin を使って USBストレージに書き込みました。
手順は以前 Android をインストールした時と同じです。
少し躓いたのは、USBメモリの容量不足でエラーになったことです。ファイルブラウザで見る限りは空でも、削除したファイルが隠しディレクトリに保存されていました。そこで、USB ストレージのパスに cd で移動して、
$ rm -fr .Trash-1000/これで容量のエラーは解決。
３） Eee PC へのインストール
USBストレージからブートする方法も以前 Android をインストールした時と同じです。
まず起動したのは ライブCD 版の Linux でした。無線LAN の SSIDとパスワードを設定しただけで、ブラウザで yahoo.co.jp にアクセスができて快調です
ここから LinuxBean を HDD にインストールします。インストール用のアイコンをクリックしても開始しないので、ターミナルを開いて下記を入力します。
ubiquity gtk_ui --automatic
インストールでは、言語選択、ディスク・パーティション削除の確認、住んでいる場所（タイムゾーン）、キーボードレイアウト選択などがありますが、特に難しいことはありません。
インストールが完了しても、ライブCD 状態を継続しているので、シャットダウンして、USBストレージを抜いて、再起動します。起動途中の OS選択画面は Ubuntu と同じでした
４） インストール後の設定
Linux が起動してログインすると、無線LAN設定はライブCD状態での設定を覚えていてくれて、ネット接続は何もしなくてもOKでした
「linuxBean 設定ウィザード」なるものが開いていて、アプリをインストールできます。とりあえず、使いそうなもので、Flash, コーデック, CUPS, LibreOffice, Gimp, Samba, Firefox, Chrome, PDFリーダー(Adobe Reader), VLC をチェックしてインストール開始。各アプリごとに [Y/n] を聞かれるのと、ものによっては root のパスワードを聞かれるので、コンソールにはりついていないと先に進めません
唯一問題だったのは、firefox のインストールに失敗したことで、ダウンロード先のURLが誤っているようでした。デフォルトの Opera と Chrome があれば間に合うので、これは放置で、デスクトップに作成された firefox のランチャだけ削除しました。
最後に、ちょっと悩んだのは Ctrl - CapsLock 入替えです。
ネットで調べるとバージョンごとに方法が異なるようで複数の情報が錯綜しています。
今回、入れた linuxBean 14.04 (Trifolium) では GUI のメニューで設定できました。
設定→LxKeymap
Tools→Show/Hide Property
Caps Lock を Ctrl として扱う
Caps Lock キーの動作
Make Caps Lock an additional Ctrl → チェック[v] を入れる
少し古いバージョンの場合、.Xmodmap を作成して、起動時に毎回 "xmodmap <作成した.Xmodmap>" を実行する設定をするようです。最初はこれを試したのですが、今回の 14.04 では効きませんでした。おそらく、上述の LxKyemap が優先されるのでしょう。
linuxBean の使用感ですが、記憶に残る Ubuntu よりは明らかに軽いです。デスクトップは LXPanel というもので、メニューもわかりやすくまとまっていて動きも軽快です。ブラウザ（Chrome）でタブをいくつも開くとちょっと重いようですが、サブサブ機なのでこれくらいは許容範囲かと
本体の古さも考慮すると、全体的に満足度は高いです
