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SONY VAIO Eシリーズ ー 英語キーボード換装

VAIO Eシリーズの日本語キーボードを英語キーボードに換装しました。その手順とか想定外だったことなどをメモします。

換装した VAIO Eシリーズは以下の2台です。

VPCEB1AFJ (PCG-71311N) … 2010年3月購入
VPCEH19FJ (PCG-71B11N) … 今月ヤフオクで落札


以下がこの記事の内容です。基本的に をメインに、を補足としてまとめます。

英語キーボード換装(ハードウェア編)
1.取り外し・取り付け
2.英語キーボードの購入 & 追加作業
3.VAIO Eシリーズのデザイン変更
英語キーボード換装(Window 設定編)
1.101/102 キーボード
2.105 キーボード


英語キーボード換装(ハードウェア編)
1.取り外し・取り付け

キーボードを外すだけなら、バッテーリーと赤で示したネジ2本を外すだけでも可能です。
VPCEH19FJ の場合はおそらく3本のはず(未確認)
イメージ 1

あとは、キーボードを止める爪をやや力づくで外していきます。
イメージ 2

この作業でキーボードを本体に止める小さいプラスチックの爪を1つ破損しました このようなことが無いよう丁寧に外したい場合は、裏蓋を全て外して、キーボードを止める爪を後ろから押してあげた方が無難かもしれません。

キーボードが外れたら、持ち上げるとフラットケーブルとコネクタが現れます。
イメージ 3

黄色いテープを剥がして、、、
イメージ 4

黒いプラスチックの留め具を手前にずらします
※  VPCEH19FJ では留め具を上に回したように記憶しています(うろ覚え)
イメージ 5

キーボードを装着する場合はこの逆の手順です。
それだけなら簡単なはずだったのですが… 以下に述べるとおりいろいろありました…



2.英語キーボードの購入 & 追加作業

VPCEB1AFJ 用の英語キーボード株式会社PCKeyboard で購入しました。
注文が 2015/02/22(日) で、着荷が 2015/03/21(土) でした。まるまる1ヶ月ですが、この会社は中国の会社らしいので、旧正月(2月末)の長期休暇を差し引けば、納期は2~3週間といったところでしょうか。
支払いは PayPal を使ったのですが、購入手続き自体はあっけなく終了しました。送付先の住所などは PayPal のデータベースから提供されるらしく、こちらには入力を求められませんでした。何の連絡も無いまま2週間が経過した時点で状況確認のメールを入れたところ、それには丁寧なリプライがあり、その後1週間くらいしてから発送の連絡があり、その1週間後に無事に着荷しました。

荷物は黄色いビニールテープで厳重に梱包されていました
イメージ 18

内容物の英語キーボードはこちらです。
イメージ 6

写真では不明瞭ですが、キーの間に見える銀色の○には違和感を感じないでしょうか?

VAIO のキーボードは、2部構成になっています。つまり、
 ● この写真の「キーボード本体」(と仮に呼びます)
 ● その上に接着された「プラスチックのカバー
の2つがあります。
で、今回購入したキーボードは「本体」のみで「カバー」が無いのです

そこで、もとの日本語キーボードを分解してカバー部分を取り出す作業が発生しました。
この作業では、上記写真の銀色の○にあったと思しき接続部分の破片が飛び散りました
イメージ 7

さらに日本語キーボードと英語キーボードのキーの形と配置の違いから、カバーの一部をカッターで切断することになりました。下記は切断後の写真です。
イメージ 8

これでカバーが本体にあうようになりました

あとは手順が前後しますが、キーボード裏に貼り付けてあったシートも移植しました。下記はもとのキーボードから剥がす様子です。
イメージ 9

剥がしたシートを英語キーボードに貼り付けました。テープの粘着力は弱っていましたが。

細かいことですが、フラットケーブルの付け根(写真は古いキーボードのものですが、この赤で囲ったあたり)に両面テープがあって、ケーブルの付け根を本体に固定しました。
イメージ 10

以上の作業の後、キーボードの取り外しと逆の手順で組み立てて、こんな感じに無事(?)に組みあがりました。赤で囲ったあたりを心眼で見ればカッターで切断されて欠落した部位が分かるかもしれません。
イメージ 11



3.VAIO Eシリーズのデザイン変更

VAIO Eシーリーズは自分が調べたところでは、2011年6月発売の VPCEH1* からデザインが変わっています。
手元にはこの変更の前後にあたるものが1つずつあって、その裏面はこんな感じです。

【① VPCEB1AFJ (PCG-71311N) 2010年2月発売】
で囲ったのはネジ受けです。本体裏からのネジがここに入ります。
イメージ 12

【② VPCEH19FJ (PCG-71B11N) 2011年6月発売】
ネジ受けが3つあります。また、フラットケーブルの形状が異なります。
イメージ 13

実は「VAIO Eシリーズ」の英語キーボードということで最初に購入したのが②用のキーボードでした。ところが、手持ちの本体は①だったことが判明して、ずっとモヤモヤしていました。今回、ようやく思い立って、「2.英語キーボードの購入」で述べた①用のキーボード、さらに、ヤフオクで②用の本体を入手して、両方とも換装しました
VAIO Eシリーズのキーボードを入手される際には、2011年発売品からのデザイン変更には要注意です


英語キーボード換装(Window 設定編)
VAIOnasne の操作・表示用端末として使う予定なので、オリジナルの Windows のままで利用します。 # nasne が無ければ Linux に入れ替えたいところでしたが…

キーボードを入れ替えたらそのドライバも入れ替える必要があります。英語キーボード用のドライバですが、自分が知る限りでは、101/102105 の2種類があります(他にもあるかとは思いますが)


1.101/102 キーボード

「英語←→日本語」の切替は「Alt」+「~」です。
ドライバの設定方法は、「デバイスマネージャ」 → 「キーボード」 を展開するとあるはずの組み込まれたキーボードを表すエントリを右クリックして、「ドライバソフトウェアの更新(P)」を選びます。そこから、「コンピュータを参照してドライバーソフトウェアを検索します(R)」をクリックし、さらに、「コンピュータ上のデバイスドライバーの一覧から選択します」を選びます。
ここで、「互換性のあるハードウェアを表示(C)」のチェックを外します。すると現れる「標準 PS/2 101/102 キーボード」を選びます。
イメージ 14

あとはメッセージに従って進めて、Windows を再起動すれば設定完了です。


2.105 キーボード
「英語←→日本語」の切替は「右Alt」です。
こちらは自分がいつも使っている設定で、イメージ 15さんの記事を参考にしています。

105 英語キーボード」で検索すると、今日の Google検索では2番目に出てきます。

要約するとレジストリエディタで以下の通りに値を変更して、ドライバの設定を書き換えます。
変更箇所は日本語キーボード設定の状態からであれば、下記【変更後のレジストリ】で赤で囲った3箇所を書き換えることになります。

【変更レジストリ

イメージ 16

【変更レジストリ
イメージ 17

詳細はアイティメディアさんの記事を参照するのがベストかと。私は素人ですので

なお、101/102 キーボードの設定だと 「OverrideKeyboard*」のエントリが無くなってしまうようです。このため、この設定を行う前には、日本語キーボードの設定にしておく方が無難だと思います。


以上、VAIO Eシリーズの英語キーボード換装のメモでした